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メンバーから「共働き家庭での全力自由研究(小1)」

February 1, 2019

小1男児の母です。

夏休みの自由研究についての回顧録です。
 

 

 

「小1の壁」

 

我が家はフルタイム勤務の両親と小1のこどもの3人家族です。

 

よく聞く「小1の壁」を生活面と勉強面にわけた場合、生活面については想像より逞しく、学校も今のところ皆勤賞。やや自由を手に入れた今の生活を楽しんでいる様子です。

 

勉強面はこども自身が気になる点はなさそうですが、親としては「学校で学んできた事の定着」「教科書の読み込み (お話の面白さを味わう)」「こどもの興味をグッと広げるサポート」にどう時間配分するかが課題と感じています。

 

その関門の一つが夏休みの自由研究でした。

 

我が家は帰宅後約2時間半しかない中で、極力「早く」と急かすことなく、食事、入浴、翌日の準備、親子の情報共有、宿題のチェックをこなしています。

順調な日もあれば、やはりそううまくはいかない日もあります。

バタバタは敢えて避けるけれど、親も1日働いた後でやや充電切れになる時間帯ですので内心は余裕がありません。

そんな生活に時間をかけて取り組む真打ちが登場。
夏休みの自由研究です。
「こどもは休みでも私は休みではない!」
という勝手な焦りが先行して不安にもなりました。

 

夏休みに入るころに、身近で、じっくり取り組めて、子供の興味の扉を少し開けられそうな題材がよいのではないだろうかと考え、時期的に朝に夕に庭で鳴いているセミを題材にしたらどうかなと、こどもに提案しました。
前の年に羽化寸前のセミを庭で見かけたこともあり、羽化の観察もできたらいいなとの期待もありました。

テーマが決まったら、どんな観察方法があるか、母親である私がまずは事前に調べてみました。
抜け殻から種類や性別がわかる事を知りました。
いくつかの公園ではセミ名人による抜け殻セミナーも開催されているので、日程と場所は把握しておきました。

 

テーマを決めた翌日には早速こどもに「学童の前の公園でセミの抜け殻を見つけてきてね。」と容器を渡します。
その日の通勤時間にこどもが読める参考文献を探してポチっと。
こどもにはインターネット検索ではなく、本から学んでもらいたいと考えました。

 

 

 

帰宅すると、学童前の公園にて10分間で25個も見つかったよーとの報告。
 

 


この時点では虫へ「怖い」という苦手意識のあったわが子でも、抜け殻なら触れます。
本と照合すると、オスメスの違いや種類の違いがわかり、早速写真を撮って記録。

 

別の公園に行く日にも抜け殻探しをお願いしたり、時期をずらして同じ公園を見に行ったりして、少し時期がずれると抜け殻探しが極端に難しくなることを知りました。


成虫になると種類によって鳴き声が異なる事を知ってから、目覚まし時計代わりのセミもアブラゼミやミンミンゼミと聞きわけられるようになりました。


こどもも生きているセミは相変わらず怖いけれど、動かない死骸だったら拾ってこられるので、それらからまた特徴を学び、Co-musubiのこどもたちもみんな日頃愛用しているハンディ顕微鏡で目や足といったパーツを拡大して観察しました。


更に、庭からは羽化寸前のセミを2夜にわかれて見つけることができたので、家に連れて帰りカーテンに止まらせてシーンと静まり返る中で羽化する姿を観察。


羽化直後のアブラゼミはエメラルドグリーンでうっとりする程キレイで、40分ほどの羽化ショー×2回は正に神秘の世界でした。(その後すぐに自然に返しています)

 

 

 

セミをよく知ったことで面白さに親子で気づき、夏休み最初の1週間で徐々にネタが揃いました。

翌週の家族旅行の最中に親子でそのネタに関する会話をして一緒にまとめの構想を練り、3週目から徐々にまとめて完成!(結局1カ月かかっています。ある意味ギリギリ)
 

まとめの時期に国立科学博物館で開催された関連の展示会「昆虫展」にも行きました。
これがこどもにとっても集大成。
 

 

セミ名人な気分で産卵管の有無や種類など、を再確認していました。
この会場で素数ゼミの存在を思い出し、5〜7年ものあいだ土の中にいたってことは、今年の成虫は自分が生まれたのと同じころに卵で生まれたのか!と、つながりました。

 

インプットからまとめの構想までは親子一緒に夢中になった一方で、アウトプット(提出用のまとめ)の作成はこども主体にしお任せしました。
 

 

 

 

ですので、調べたり学んだことに比べるとまとめはとてもあっさりな仕上げに!(笑)

狙ったところの半分程度の網羅率でしたが、まとめを作成する頃には私もやり切った感が強く、これで完成と我が子が言うならそれで十分!と開き直りにも似た気持ちになりました。

 

時間をかけて没頭し取り組んだ事でこどもの記憶に定着し、数ヶ月経過した今でも「あれはすごかったねえ!」と自画自賛。

セミについて新しい気づきがあると、提出物であったスクラップブックに書き加えている様子です。

その姿を見て、あの必死だった時間も無駄ではなかったのだと勝手に安堵しています。

 

夏休みの前半から一人焦る私の様子をみた同僚(大学生×2の母)は「母親が力入りすぎ」と笑い、実母は「私もそうしてきたけど、あれは失敗だったと反省した」と一蹴。

反論の余地がありません…(笑)


しかし終えてみると、終わったという達成感以上に、一緒に楽しんだ印象が強いです。

そもそも自由研究や読書感想文など、初めて取り組む事、そのアウトプットの想像がつかない小1を放っておく事は私の選択肢にはありませんでした。

 

少しずつ自立するように次の夏休みは私の関与度を少し減らさなくては、と思いながらも、すでに半年後のテーマを構想中。
成長していないなと思いながらも、視点を変えるとあれもこれも面白いと発見できる喜びとを自らに感じながら、親がこうして色々な事に興味を持つ姿勢は見せていきたいなと思っています。

 

そしてこの自由研究は、こどもにも思いがけない大きな変化をもたらしました。
 

小1夏休み辺りからこどもの読書量が一気に増えて、興味の幅も広がってきたのです。
愛読書の殆どはストーリーではなく漫画なのですが、科学ワールドという学習漫画シリーズを出掛ける度に欲しがり、お会計が済むや否や近くのベンチで座って読みたがるほど夢中です。
 

 

 

過日は急に光合成の話や葉っぱの後ろ(気孔)から蒸気が出ている話を始め、慌ててその本をこどもから借りて読みました。

Co-musubiの勉強会やお話会で様々な話題に触れると、その話題について「あの本のあのページにあった!」とすぐに本棚に飛んでいく姿を微笑ましく感じています。

Co-musubi関連BLOG記事:「家庭の本棚を活かそう!

 

子育てで唯一続けてきた事は、日々、今は何に興味があるのかな?とこどもの様子を見てきた事です。

先回りしそうになる癖は気を付けて、親も日々を楽しみ、その中で見つけたことをこどもと共有できるように考えていきたいと思いました。



 

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