© 2017 co-musubi

Please reload

最新記事
カテゴリー

当たり前ってなんだ

September 28, 2017

Webミーティングで各家庭のリビングをつなぎ対話で思考を深める子どもミーティング。

9月のテーマは「当たり前ってなんだ?」でした。

みなさんは「当たり前ポエム」をご存知ですか?

Twitter発で話題となり、「心が震えそうで震えない」のキャッチコピーで書籍化までされた当たり前ポエム。論理的に至極当然のことを詩的に表現し、読んだ後にじわじわと笑いが溢れると人気となりました。

書籍はこちら→ http://amzn.asia/gJg6jLE
 

  http://amzn.asia/ahn7ztw

https://twitter.com/ujiqn


高学年の子どもたちと一緒にまずはこれらの当たり前ポエムを何個か見て、「当たり前だ〜!」と笑い、じゃあ、自分たちでも当たり前ポエム作ってみようか?と提案。

10分の時間を取りそれぞれ考えて発表し合いました。

その中でも「おお!当たり前かつポエムっぽい!」と唸った作品は

「なぜだろう。新月の日はこの世界が真っ暗になるんだ。」(小6男子)

す、す、すてき〜!とてもロマンチック。

「君の瞳を見つめると、なぜか君と目が合うんだ。」(小5女子)

おお、素敵風だけれど、当たり前!

なかなか難易度高めのワークでしたが、みんな真剣に取り組んでくれてGood Try!

正解も不正解もここには存在しないことを子ども達はすでによく知っているので、間違えることを恐れて「わからない。」と考えることを躊躇することはありません。

自分で考え、自分の意見をきちんと声に出し伝えてくれます。

本当に頼もしい子ども達。

そして、当たり前だよね〜と思うようなポエムを作った後、「でも本当に、当たり前は当たり前なんだろうか?」とNHK for schoolの「カガクノミカタ」の動画を一緒に見ました。

同じ重さの箱の下に空っぽの箱をおいて持つと軽く感じる。本当は、空箱一つ分重くなったはずなのに。驚く子供達。

測ると重いはずの箱2つの方が、持ち上げても重く感じるはず、それが当たり前だと思ったのに。当たり前!と思ったこととは違う結果。

「当たり前ってなんだ?」と頭の中がぐるぐるし混乱し始めました。

そこで、瀧本哲史さん著書「ミライの授業」から、

かつて、人々の乗り物が馬車であった時代、人々が「今よりも速い馬はいないものか」と馬車という概念に縛られていた頃、のちに自動車王となったヘンリー・フォードは、当時の当たり前を疑い別の道を探り、当時、超贅沢品であった自動車を、どうすれば安く製造し一般に普及できるかを考え、世の中の常識を変えた話を紹介しました。

最後は子ども達に子どもミーティングの感想を聞いてみました。

その中で特に印象的だったのが、小学6年生男子のこの言葉です。

「始まる前は、当たり前はそこにそうである事が常識として固定されたものであると思ったけれど、最後は、当たり前はとても不安定なもので、ちょっとのきっかけで崩れてしまうものなんだなと思った。」

大人たちが思わず唸る、深く鋭い理解と表現に感激しながら、この日の子どもミーティングは終了しました。

子どもミーティングをきっかけに彼らの視点が少し変化し、大人から与えられたテーマを探究しているつもりになるのではなく、日々の生活の中で自ら「これは本当に当たり前なのかな?」とクリティカルな思考を持ったり「当たり前だと思っていたこのことは、いつから当たり前になったのかな?」と自分で探究する心が生まれてくれたら嬉しいなぁと思います。

子ども達、自分で課題を見つけ、自分で考え、自分で答えを出し、自分で言葉にできる人に、自分達のペースで育っていってね。

次回は低学年さんの「当たり前」をテーマにした子どもミーティングについて書こうと思います。
 

 

 

 

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

ソーシャルメディア
Please reload

タグから検索
Please reload

アーカイブ
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square