語彙を増やすきっかけに。


知識と思考と想像力を伸ばすこどもミーティングでの補助企画として、こどもミーティング参加者(高学年)を対象に、語彙に関するweb会を開催しました。 子どもミーティングとは?http://bit.ly/2mEOT0g いつもの子供ミーティングに比べると ・どちらかと言えばお勉強寄り ・こどもミーティングでの発言の語彙力強化の為の補助企画(メインではない) の為、こども達にとっては、いつもに比べるとワクワク感は薄いんじゃないかな?と心配していたのですが、終わってみると多くのこども達が楽しんでくれた事がわかり、ほっと胸をなでおろしました。

以下、まとめです。

1, 感情を伝えることがテーマ! 「心が躍る」 どんな気持ちだと思う?→嬉しい、楽しい 「枕を涙で濡らした」→悲しい、悔しい

ではみんなもいろいろな気持ちを例えてみよう! 調べたい人?と聞くと一斉に手が上がります。 みんなの希望で15分間の調べタイムを取りました。 いつもそうなのですが、一斉に各家庭の本棚へ関連の書籍を取りに行き、集中し調べる姿は見事です。 あるお母さんメンバーから終了後、「普段は読むだけの語彙の本も、" 感情を表す言葉" などテーマを決めて読んでみると子どもの注意力もあがるんだな、と気づきました。」と感想をいただきました。

調べタイムが終了し発表に移ります。

・顔から火が出る 顔から火が出た経験をシェア。友達の体験談を聞いてみんなで笑います。 その時はどんな気持ちになったのかな?

・破る子の 無くて障子の 寒さかな 子を亡くした親の気持ちを歌った句を選んでくれました。 ・海老で鯛を釣る エビで鯛を釣ったことがある人?するとどんな気持ちかな? 気持ちを考えます。 ・わだかまり わだかまりを使って文を作ってみよう。 ではわだかまりが解けてどんな気持ちになったのかな?と考えます。 ・喜色満面 例文を作ってみて? 「例えなんですが、お父さんが社長になってお母さんが喜色満面になった。」 みんなで笑います。 ・口を開ける 驚く様子。みんなで口を開けて驚いた表情を作ってみよう! では体の一部を使った表現にはどんなものがあるのかな? ・唇をかんだ ・腹が黒い ・胸がときめく ・顔がつぶれる ・鼻が高い ・頭に血が上る ・目を丸くする ・口が重い ・肩を落とす ・涙をのむ ・ほっぺが落ちる

たくさん出ました。 後日、「楽しかった〜!」と言ってくれた男の子は、「体を使った慣用句を自由学習でやってみよう。」とのお母さんからの誘いに、張り切って答えたのが「口から火を吹く!」 「それじゃあ、大道芸人だよ〜!」と笑いつつ、それでもいろいろな言葉に興味を持ち始めてくれたのは確か!とのこと。 きかっけに慣れて嬉しい限りです。

2、国語辞典で遊ぼう! みんなそれぞれ自分の辞書を用意してください。

「右」を調べてみよう!

それぞれの辞書で「右」をどのように説明していたのか教えてください。

・アナログ時計の文字盤に向かったときに、1時から5時までの表示のあるがわ

・西を向いた時の北の位置

・北を向いて東の方

・この本を開いた時の偶数ページがある方

・人体を対称線に沿って二分したとき,心臓のない方

・縦書きの文で、前の行に書いてある部分 表現の仕方がこんなにたくさん!

そして、こちらは子ども自身が考えた「右」の説明。

・スマホの電話番号の数字の3で割れる数のある方 「確かに!」と発想の豊かさに感心します。

ではここからはみんな自分たちで辞書を作るつもりで、言葉の意味を考えてみましょう!

「上」 ・下の反対→では下ってなんですか?→上の反対 「それじゃわからないよ〜。」と一同笑顔。 ・自分の目線より高いところ ・空のある方 ・自分の身長より高いところ ・地図の中で北 ・死んだ人が行く場所 子ども達の中から「それはそうだね」の声が出たところが、純粋で素敵だなと内心楽しいのです。 ・何かより優れている事 ・坂の上った頂上 ・電話番号の123のある方 ・正午の太陽 ・アナログ時計を壁にかけた12時の方向 ・木の一番上 ・北極点 ・地球儀のロシア連邦のある方 今、北極点って意見があったけれど?と聞くと、「だって地球は傾いているもん。」と 「何度傾いているの?」「23.4度」 こんなちょっとだけ脱線なやりとりもCo-musubiならではで、とても楽しい瞬間です。

「夢」 ・どらえもん ・自分が実現したいこと ・自分が想像したりそれをしたいこと ・自分が希望する事 ・人生で最も大事なもの。夢がないと生きていけないもん。 ・寝ている時にみる幻覚 ・バクが食べるもの

では自分たちの中でこの言葉について考えたいって言葉ありますか?

「水」について考えてみたい! ・海や川などにある冷たいもの ・生物が生きていくうえで必要なもの ・深海に住んでいる生物について ・水素と酸素の化合物 ・物質の中で一番形が変形するもの(個体、液体、気体) ・固まったら氷になるもの ・人間の体の50~70パーセントを占めているもの ・梨の31パーセントを占めているもの ・沸点が100度で融点が0度のもの ・光を通すもの ・地球の一部 ・地球の七割を占めるもの ・雲の中から落ちてくるもの ・蛇口をひねると出てくるもの ・たまに人間に被害を与えるもの

今日はここで終了です。 最後に、

「もっと辞書読んでみたいなって思う人?」 と聞いてみると、全員が手を上げてくれました。

「右」を調べてみると、辞書によって様々な表現方法があって驚いたとの感想がたくさん届きました。 辞書編纂がテーマで、映画にもなった小説「舟を編む」の中に、右を説明する場面が出てくるのが印象的ですよね。 Co-musubiは子ども達の各家庭をWebで繋ぐため、それぞれの辞書で調べてもらい共有することができるので、今回のようにたくさんの表現を集めることができました。 今後も子どもミーティングにつながる補助的(ちょっとお勉強寄り)な企画を続けて欲しいとの希望をたくさん頂きましたので、引き続き語彙に関することや、浮世絵から日本の地図を紐解いていく企画など、少しずつ開催していこうと思います。

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