子どもミーティング Boys' Night 編


「いつも見えない敵と戦っている」 「小さい頃から何かのオタク」 「『いいこと思いついた!』が時に危険」 などなど母親にとって、異性である息子の存在は、近いようで遠い存在。 男子って一体何を考えているの? 子どもミーティングBoys編。 男子らしいユーモア溢れるアイディアから、正義感あふれる課題と男子らしい(単純明解な)解決策、そして最後はなんと哲学的な問いにまで発展した充実の1時間。 同じテーマでそれぞれ話し合ったからこそ、男子と女子での違いが明確に出て、大人にとっても気づきの多い内容となりました。 息子を持つお母さん、必読です! ミーティング終了後、あるお母さんからは 「そうか、男子はそんなこと考えもしないのか、と母としても勉強になりました。」 とのコメントが。 男子って面白い!男の子の頭の中を覗いてみよう! 子どもミーティングBoys編、レポートします。

【 第1回 子どもミーティング Boys' Night in 】 ■ 住んでいる地域がそれぞれ異なる小学1年生〜小学4年生 男子 ■ appear inを利用し、Webミーティング形式で開催 ■ 挙手し指名されたら発言する ■ 司会(今回は希望者がいなかった為不在)とファシリテーター(大人2名)にて進行 ■ テーマ:もし自分で学校を作るとしたらどんな学校を作りたい? 1. 自己紹介 名前や年齢など、簡単に自己紹介をしました 2. もし自分で学校を作るならどんな学校を作りたい?理由も添えて教えてください ・自由な学校、喧嘩は禁止。レゴロボットだけを作る学校。レゴが好きな子だけが入学できる。 ・理科だけを学ぶ学校 ・ロボットだけを作り学ぶ学校。夢のある学校。自由に授業を選ぶことのできる学校→理由:算数と国語が続くと飽きるから

ファシリテーターの「誰の意見が面白かった?」に対し。見事にトライアングルでそれぞれの子の意見を尊重しあった男子たち。チームワーク力が高い! 3.では今、通学している小学校で困っていることを教えてください ファシリテーターからのこの質問に少し考え込み黙る男子たち。 そこでファシリテーターから 「女子たちは『トイレが汚い』って意見が出たよ。」 と伝えると、一斉にキョトン。 「え?トイレ?そんなの気にしたこともなかった。」「え〜?そうかなぁ?」 この反応を見たお母さんのミーティング終了後の感想がこちら。 女子のトイレが汚い意見を聞いた、男子の鳩が豆鉄砲くらったような顔は、とっても面白かったですね。だーーれもそんなこと考えたこともないんだろうなーって感じで。そうか、男子はそんなこと考えもしないのか、と母としても勉強になりました。 ■友人関係 ・喧嘩が多い。喧嘩を止めると自分が攻撃を受ける。 ・口うるさく言われたり、体当たりしてくる友人がいて困る。 ■休日について ・学級閉鎖が少ない。→ 学校の休日が少ない。長い休みがもっとほしい。 学級閉鎖が少ない!との発想に大人たちは一瞬キョトンとしてしまいましたが、あぁ、そうだよね、休みが欲しいよね。と理解。 これに関しても終了後、この発言者のお母さんからこのような感想が。 「学級閉鎖が多い学校」という、おいおい汗、という意見をファシリテーターの大人だけでなく、他の子たちが受け入れてくれたあたりから、息子の中で「こんなこと言ってもいいんだ」と思えて、発言できた気がします。 彼のこの発言をきっかけに、「自由になんでも言っていいんだ!」という雰囲気が全体に伝わり、リラックスしはじめ、発言が活発に変化してきました。 ■登校について ・自由登校が良い。班ごとに決められたメンバーで登校するのではなく、好きな友人と一緒に登校したい。 ・登校に徒歩30分かけて通学しているので、自転車登校を認めてほしい。 4. 今の学校がこう変わったら良いのにな、と思うことを教えてください ■生き物について ・学校にもっと生き物がいたらいい ・校庭が大きな池になったらいい。→理由:生き物がたくさん住んでいるので生き物を取ることができるから。 ・世界中の動物が学校にいたらいい。ライオンなどは危ないので、子供の頃から育てたらいい。 ■授業について ・宝探しの授業があったらいいな! → ティラノサウルスの卵を探したり、石器時代の服を探したりしたい。 ■先生について ・先生が偉人だったらいいな! →ではどんな偉人の先生がいいの? ・アンリ・ファーブル ・トーマス・エジソン ・アインシュタイン ・田中久重 ・野口英世(医学を教えてほしい) ・ニュートン(引力の法則を教えてほしい) ・ダーウィン と偉人ヒーローたちがどんどん登場する中、 ・豊臣秀吉、徳川家康、真田幸村、織田信長、明智光秀 と戦国武将の名前が続けて登場しました。 ここでファシリテーターが 「戦国武将がたくさん出てきて学校が戦国時代に突入するけれど大丈夫?」と聞いてみると、 「あ、じゃあ、坂本龍馬!」 なんと、戦国武将先生が増え争いが絶えなくなった時の仲立ち役として、坂本龍馬を登場させました。 これには大人たちから「おお〜!」と感嘆の声が。 その他にも ・卑弥呼 理由は、なぜ変わった形のお墓を作ったのかを教えて欲しいから。 ・カエサル:「さいは投げられた」ってどんな意味か聞きたいから。  など理由もつけて先生候補偉人が登場。

溢れ出すたくさんの偉人先生たちに全員がニコニコ、楽しそう。 続きは各ご家庭でさらに深め広げてもらうこととなりました。 5. では改めて、みんなの意見を聞いてみんなの学校を作るとしたらどんな学校を作ればいいんだろう? ・自由自在な学校 →レゴロボットも作れるし、理科だけもできる、自分の好きな勉強ができるから。 ・昆虫や爬虫類がいっぱいの学校。 →生き物がいっぱいの学校がいいって言っていたから ・幸せで分かり合える学校→ずっと喧嘩していると遊べなくなるから。

ファシリテーターから「ではどうすれば喧嘩をなくせるの?」と聞いてみました。 ・気の合わない人とクラスを分ける ・喧嘩をする人は学校をやめなくてはいけないルールを作る ・許す、謝るルールを作る この男子たちの単純明快な解決策について、ミーティング終了後、あるお母さんからこんな感想が。 喧嘩をする人、意地悪な人を、「排除」するのがまたちょっとクスっとしてしまいました。 なんとなくこういう時、女子だと「でも、みんな仲良くしないといけない」的な意見が出そうなところを男子だけだと「学校に入らせない、うん、それがいい、それでいい、それが最高の解決策」って疑いの余地なく満場一致だったのが面白い。 きっとこれから、それじゃーダメだ、と気がついていくところなんでしょうね。 その最初の価値観を共有できて、ファシリテーターも否定せず受け入れてくれたのがとても良かったです。(私なら、「えー?本当にそうかなー?」って言っちゃいそう)

ここでさらにファシリテーターから質問を。 「 でも最初に、自由自在な学校って言っていたよね?ルールを作るのって自由なのかな?喧嘩をする自由はないのかな?自由ってなんだなんだろう?」 ・喧嘩をする自由はないと全員意見が一致。 ファシリテーター「では、自由ってなんだろう?」 この質問に考え始めた様子の男子たち。 ・色々なことはできる。けれど人が嫌がることをするのはダメ。 「 それはなぜ? 」→人を傷つけるとまた喧嘩が起きる。そうするとまた傷つく。そうやって喧嘩が繰り返されるから。

そしてまた考え黙る男子たち。 わからなくなったということは考えが深まった証拠。 「自由とは何か?」 この問いは経験とともに自分自身の人生の中で自分の答えを見つけることが重要な問いなので、今回はこのまま終了。 Co-musubiではこれからも時々、この問いを彼らに問いかけ続けようと考えています。 6. 今日の感想を聞かせてください ・色々なことを考えて楽しかった ・みんなの面白いアイディアを聞けて楽しかった ・たくさん話せて楽しかった

全員が笑顔で最後まで話し合うことができ、心の安定感とポジティブさを感じる子供ミーティングBoys編となりました。アイディアもユニークで、心の優しい発言も多く、自分の好きなことをよく知り、平和主義な男子たちが集まっている印象でした。そして何より、終了後に女子同様、「楽しかった〜!」「次はいつ?来週?」と興奮冷めやらぬ彼らの様子を聞き、Co-musubiの子ども達は脳が活性化することを心底楽しめる子ども達の集まりなんだな〜、と改めて理解し、感激しました。 7. ミーティング終了後の保護者の感想 いや〜楽しかった。男子ならではの僕が僕が!になるかと思いきや、人の意見をよく聞き、お互いを尊重して建設的に話せていたのは、親として良い驚きでした。 そして偉人でヒートアップ。次々乗っかるから戦国学園になりそうな勢いだったけれども(笑 やっぱり男子。何処かで戦いと強さやに憧れているもの。でもそこから真逆となる平和について結びつけて貰った事で、徐々に会話から対話へ。 なによりお兄ちゃん達が皆の悩みや希望に対して、自分なりの解決案を見事に提示してくれた時には、内心おぉ〜と唸ってました。 個人的には、彼等が求める強さへの憧れと、争いをなんとかしたいという悩みが、混ざり合い、そこで葛藤が生まれ、形を変えてつつ、どうやって答えを導き出して行くのかが今後も楽しみ。 そして「自由」とは何か。これは大人にとっても深い。良い意味で彼等の思考が???となった瞬間でした。 息子の中には今回その発想が生まれたばかりだと思うので、折を見て少しずつ家族でも話してみたいと思います! そして今朝起きたら彼の枕元がこんな事に(写真参照)

終わるや否や「次はいつやるの?」と聞かれたので、これは何か面白そうな事が始まったぞ。と心に残るものがあったようです。

最初は、緊張する、と言っていた息子ですが、終わった今は「次は今度の日曜日?」と聞いてきて、鼻歌歌い、眠れない様子笑 他の子の意見に触発されて、手を挙げて意見を言えていたことに、私は感動(^^) 隣で見てて、他の子の意見に息子がにこっとしたり、「あ~、うんうん」と同意してて、最初の表情とは変わっていくのが印象的でした。子供たち、全員の表情が変わっていったよね。 参加した全員が、傍観者ではなく、自然に、一生懸命考えてた、あの雰囲気、ステキでした。

本当に、昨夜は楽しい時間をありがとうございました! 始まる前は乗り気ではなかったのに、始まったらそれなりに緊張しつつ(瞬き多かった!)ちゃんとした言葉で話せていたのが興味深かったです。 学校と同じ感覚で手を挙げて答えるんだけど、それに対して更なるツッコミがあったことにすごくびっくりしていて、少しずつそこをきちんと答えられるようになってくるといいなーと思いました。 そしてこれは、続けることに意味があるなーと思いました。 ここからそれぞれの環境によって、進む道が違っていくところをリアルタイムで感じられると面白いだろうな、と思いました。ネットなんだけど、リアルで人生に入ってってるみたいで。 手探りで始まった今回のこども会議だけれど、蓋を開けてみれば何か掴めるものが、大人にも子供にもありましたね!ファシリテーターの楽しそうな顔を見れたのも良かったです。 これからもどうぞ宜しくお願いします。

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