わんぱく父さん、おやこ登山に目覚める!

【 第1座 チャイルドキャリアとの出合い 】

3000mの稜線を歩く。5歳児は何を思う

《目次 》 1. チビ登山との出合い 2. チャイルドキャリアとは 3. チャイルドキャリアを選ぶ際のポイント 4. 背負子登山の適齢期 5. 親子の会話

1 . チビ登山との出合い 5年前、私は父になった。 子供が生まれるまで、私は週末になれば始発電車より早い時間に家を飛び出して一日中野山で遊んでいる夫でした。 アスリートの真似事もしていたので、2歳3歳の頃は練習と育児の両立に苦労したものです。 悩みはつきない。 なぜなら子どもがかわいい盛りの時代は足早に去っていく。 そんな貴重な年頃の週末の一つ一つを一緒に過ごせないなんて耐えられない。 だが、体を動かすことは続けたい。 『子守りをしながら運動はできないものか。』 そんな夢のようなスポーツがあれば、適度な有酸素運動をし体調を整えつつ、父と子の絆が深まり、自然の中でたくましい男児が育ち、門限を順守する恐怖から解放され、そして嫁は亭主と子どもがいなくて留守がいい、と八方よろしです。 そんなスポーツってあるのでしょうか。 2. チャイルドキャリアとは ? そこで妻の友人から天の啓示があったのです!それは、チャイルドキャリアを使った背負子登山です。

MEC HAPPYTRAILS CHILD CARRIER BACKPACK というカナダのメーカーのものです。 非常に堅牢につくられていました。 日本だと、モンベルやドイターのキャリアの方が入手しやすいですかね。 乾燥重量は3kgということで、結構ずっしりきます。

登りもそこそこ大変ですが、急坂の下りは膝をやられかねないので、ストックは必須です。

また、すべりやすいところでは重量も手伝って、足を滑らして尻もちのリスクもあります。 滑りにくい登山靴の用意をお忘れなく! 絶対に転倒はできません。

3.チャイルドキャリアを選ぶ際のポイント

収納力:どういう登山をするかによると思いますが、替えおむつをはじめとして荷物の量は格段に増えます。山小屋にいこうものなら、もう大変。

夫婦で登山するなら分担もできますが、我が家は父子登山が基本なので収納力重視でした。

自立性:休憩時、どっこいしょと子どもを乗せたままキャリアを置くことになりますので、安定して自立することが絶対必要です。 (写真参照) 丸洗い:背中の子どもと離れているので、子どもが親の汗にまみれることはありませんが、キャリアは結構汗まみれになります。 肩ひも:子どもの体重+5kg~10kgを背負うことになりますので、肩紐など一か所に加重がかかるとすぐに痛くなります。分散することが大事。 ベビーキャリア、チャイルドキャリアの購入ガイドはインターネットで多数紹介されているので参考にしてみてはいかがでしょうか。

4. 背負子登山の適齢期 一般に腰と首が座ってから、5歳くらいまでと言われています。 スタートはお父さんの体力も考え早い方がよいでしょう(笑)。

初は小さい負荷から始めると成長してよいトレーニングになります(笑)。 うちのコッティは2歳と3か月で登山を始め、3歳くらいからは半分歩いて、半分担いでが始まり、歳3か月でキャリアを卒業しました。

背負って登ったお山は30座です。 雲取山、鍋割山、岩殿山、塔ノ岳、伊予が岳、伊予が岳、富山、景信山縦走、大山、陣馬山~景信山、明神が岳、三の塔、鋸山、鷹取山、金時山、陣馬山~景信山、幕山、三の塔、鋸山、金時山、大福山、犬越峠、三の塔、大野山、岩殿山、三の塔、大楠山、大山、大楠山 5. 親子の会話

父子登山最大の幸せは、たわいもない会話を山に入っている間ずっとできることです。 背中の子供は応援してくれますし、歌もうたってくれます。 半分以上は寝ていますけど。 そんな会話で、いままで一番記憶に残った会話といえば・・・

大切にとっておきたい、仙丈ケ岳の下り、馬の背稜線での父子の会話 コッティ5歳と2か月。

パパ 『なんで大人も苦しい山登り、楽しんで登れるの?いつからお山、好きになったの?』 コッティ 『なんででしょうね~?じゃあクイズね。』 ① 「りょうせん」からの景色がきれいだから ② お山に登ると、おもちゃを買ってもらえるから ③ 大人の人に、たくさんほめてもらえるから ④ 「さんちょう」からの景色がきれいだから パパ  『う~ん、②かな?』 コッティ 『ブッブー!正解は④の山頂からの景色がきれい、でした!』 パパ 『山頂からの景色が好きなら、BSのテレビとか、「ぐーぐるまっぷ」で山頂の景色見れれるよ?おうちからね。』 コッティ 『ダメダメ!自分の足で登るから頂上の景色がいいんだよ。』 パパ 『へぇぇ~!わかってるな~。じゃぁ、どの山頂からの景色が一番きれいだった?』 コッティ 『どのお山でしょう~?じゃあクイズね。』 ① 北岳 ② 常念岳 ③ 雲取山 ④ 塔ノ岳 パパ 『う~ん、③かな?』 コッティ 『ブッブー!正解は北岳、でした!』 コッティ 『コッティね〜、北岳の頂上からの景色にほんとに「かんどう」しちゃったんだね~。それからお山が大好きになっちゃったんだ~!』 たぶんこの子の人生で最初の記憶は北岳かもしれないなぁ・・・。 つづく

《 ライター紹介 》

ムーチョ 人生棚ぼた。そして猪突猛進。 嫁さんの友達から山用のチャイルドキャリアを譲り受け、子供を巻き込み身体を動かせる週末がやってくる! 長男(子供)と次男(親)の冒険は嫁さんに心配されることばかり。荷物もチェックされ、追加される。 出かけてしまえば子供と2人。山ですれ違う人達に「小さいのに頑張るね。」と沢山褒めていただき、褒められて伸びる長男次男の山登りも3年間で50座以上に。 書けない失敗もあるけれど山で自分だけが見られる子供の逞しさを独り占めするのが何よりの楽しみ。

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